みんな、とても苦しい時期だと思います。思えば毎公演そうですね。
先日、先輩方とご飯を食べながらそんな事を話しながら思い出した事があります。
今年の春公演、私はスタッフとして商大side『爆弾少女』に関わっていたのですが・・・あの時はよくぶつかりましたね。そのままバラバラになってしまうのではという不安も、正直ありました。でもその甲斐もあって、千秋楽、みんなの気持ちはひとつでした。
「一人でも多くのお客さんに観てほしい」
スタッフとして観ていた私にも、役者の思いがしみじみ伝わってきました。
まだ寒い大学の構内でゴミ箱に捨てられたチラシを見ながら、キャストもスタッフも関係なくチラシを配り続けました。そして千秋楽、客席は満員で立ち見が出るほど。そして舞台では役者たちがきらきら輝いていました。
「あぁ、この人たちは本当に芝居が好きなんだな・・・」
私も芝居が好きだ、舞台に立ちたいと強く思った瞬間でした。
そして今、手元には『あとりえ さきくさ』のポストカードが3枚。
広報、装置、照明、音響・・・こんなにもスタッフに恵まれている。
そして、今しか共演できない役者たちと演出。
仲間として自分を受け入れてくれている彼らと共に、
私もきらきら光る役者になって脇を固めたいと思う。いや、固める!
そのためにも、まずは私たちがこの作品をいとおしいと思うこと。
難産の末に生まれた舞台や役って、本当に子どもみたいにかわいいんですよね。子ども産んだことないけど(笑)
「見てください、うちの子、かわいいでしょう」
そんな舞台を創りたい。
ラストスパートをかけて、この夏は燃え尽きましょう!!
いつも話し出すと長くなってごめんなさい(>_<。)
by あこ
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