23日の日曜日に「F2DM」さんの映画上映会にいってまいりました!
作品のプログラムは以下のとおりです。
作品・・・「リラベル」15分ぐらい
「殺し屋タナトス」6分ぐらい
「silentnight]5分ぐらい
今回は、な、な、なんと、豪華3本立てです!
F2DMさんの上映会に行くのは今回が初めてだったのでかなりドキドキものでした。
まずは、それぞれの作品の感想から・・・
「リラベル」
【あらすじ】
一人の男が、風呂場で血だらけで倒れている女性の死体を発見する・・・。
ここから物語りは始まります。
どうやら女性はその男性の恋人だったらしく、男性は驚きで打ち震えて声も出ない。
・・・・なぜこんなことに・・・
そして、男の声にならない悲痛な叫びが浴室中にこだまする・・・。
殺人か、あるいは自殺か、謎が謎を呼んだまま、最後には思いもかけない
どんでん返しが・・・・。
【感想】
はい、3作品の中でも特に意表をつかれた作品でした。
映画全体が白黒で上映されていたためダークムード一色でしたね~。
その後、男は、死んだ女性が忘れられないがために、酒びたりの生活をおくるようになり、また、公園でイチャつくバカップルに対しても殺意をあらわにしたりと、かなり病的な言動、行動が目立つようになっていきます。そして、悩んだ末に男は、お寺の住職に自らの悩みを打ち明けますが・・・。
これ以上は言えませんね!ネタバレになるんで!!
こういう、最後にドーンとくる作品は個人的には大好きです。
そして、主役が良かった。
舞台をやっている人って、こういった映像としての役を演じた時に、どうしても不自然に見えてしまうことが多いのですが。全然そういった心配は無く、安心して見れました。
そして、大人の男性が待つ、少し病的で、アンニュイな雰囲気を嫌味無く表現できる釣田先輩・・・・・
大好きな役者の一人です。彼が見られただけで一見の価値はありました。
(永久保存版にしたいなァ・・・)
「殺し屋タナトス」
【あらすじ】
最強と謳われた殺し屋タナトス。
平和をこよなく愛する彼の元に次々と襲い掛かる刺客たち・・・。
果たして、彼は戦いに勝利し、再びこの地に平和を取り戻す事が出来るのか!?
刺客の正体とはいかに!??
がんばれタナトス!戦えタナトス!
【感想】
こんな感じのショートフィルムで、6分間ひたすらタナトス戦ってます。
こっちもこっちで、色んな意味で意表をつかれました。
ちなみにタナトス役は韋駄天さんです。
最初は、タナトスの衣装は黄色いジャージかな?と思ったのですが。
よくよく見てみたら「ブルース・リー」や「キルビル」などで着られている
アノ衣装でした。
劇中、様々な刺客が出てきますが、名前を「太郎」「次郎」「三郎」と言い、はじめに、次郎が「太郎の仇!」と言いながら主人公に戦いを挑んでいきます。
どうやら、この時点で「太郎」はすでに死んでいたらしい・・・。
一番可笑しかったのは、刺客の体に分り易く大きな字で名前が書かれていた事でしょうか。
随所に笑いが散りばめられていて、かなり笑いを誘う作品だったと思います!
「silentnight」
【あらすじ】
きっと君は来ない~ひとりきりのクリスマスイブ~♪
という歌に合わせて、クリスマスイブの日に一人の男がポケットに手をつっこみ、足早に市内を通りすぎていくところから始まります。
クリスマスイブの夜に、会いたい女性はただ一人。
終わった恋に対して、未練は捨てきれずにいるが、所詮はかなわぬ恋だったのさと諦めかけたその時、偶然彼女が通りかかり・・・。
【感想】
映像きれいでした。つなぎ方も良かった。
(スキー旅行とか指輪の宣伝とかで流れてそう・・・)かなり出来は良かったんじゃないでしょうか。
それにしても何処で撮影したんでしょうか、夜景の映像が綺麗でステキすぎました・・・。
今回、どれも、かなり良い作品だったと思います!
個人的には「リラベル」が一番好きです。
F2DMさんの魅力を余すことなく発揮できていてすごいな~と。
しかし、なんといっても最大の魅力は、こんなステキな映画が無料で見られる事でしょうか(^-^)
by劉皇
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